お金を抜く!? [日常用語]
今日(日曜日)8年生(13歳)の次女はお友達とおしゃべりをする為にカフェに出かけていきました。
(もちろん足はないので親が車で送迎)
そこで、今朝方「お母さん、お母さんの財布からお金抜いていい?」と次女。。
!?
もちろん意味は「カフェで飲み買いするのでお小遣いを少しちょうだい」という意味だったんだけど。
笑っちゃいました。「抜く」っていうとねぇ、違う意味に聞こえるよね~。
でもここで少し反省。
この言葉を普段使っていたのは私。
中高生になってこのところ子供だけ出かけることの多くなった娘達(特に自分の足=車がある長女)。もちろん遊ぶお金は自分の財布から出すように言ってますが、場合によっては出してあげるべき時もある。
そんな時、私は必ずしも自分で財布から出して手渡さず、子供達に直接、「じゃあ、~ドル抜いていいよ」という時がある。(もちろん信用しているし彼らもそれを裏切った事はない。おつりは返してもらっているしね。)
この時、私の意識としては「人の財布を触る、またはお金を取るのはよくないこと」。行為としては「盗む」感覚に近いのでそんな意味合いで「抜く」を使っていたわけですが。。。
で、$1からお札なアメリカなので、実際の動作も「抜く」なので。。。
そんな「抜く」という言葉のネガティブなニュアンスを知らない次女は、普段お母さんが使っている言葉をそのまま使ってしまった訳ですね。
ちょっとウケちゃいました。そして軽く反省。
ちなみに長女にこの話をしたら「抜くってwww、盗むみたいw」とその感覚をちゃんと知っていました。
(この違いは何!?)
この会話の時は「遊びに行くんだから自分のお金で買いなさい。お姉ちゃんもそうしてたよ」と、
違うやり取りが続いてしまったので、次女に言葉のニュアンスを伝え損ねたので、後で言っておこうと思います。
ま、ね。
お母さんのお財布からお金を抜くとこを、当のお母さんから許可をもらおうとしているんだから、、行為としては問題ないんだけれどもね。(微笑ましい。)
ああ、そうか。。。次女も「(失礼ながら)お財布触らせてもらうよ」という意味で「抜く」と使っていたらそれは正しい感覚なのか。。いや、でも、そういう感じではなかったな。当然の要求!って感じだったw。
ま、その辺の感覚(一般常識)も含めて話をしてみよう。
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脱水少女 [日常用語]
またまた次女がネタをくれました(笑)。もう何の事かお分かりでしょう。
脱水少女≒脱水症状www
今年(2015年)の日本の夏は大変気温が高いようで(私たちはぎりぎり逃げるようにアメリカに戻ってきました)、連日日本のニュースで熱中症について(予防情報、死亡者など)報道されています。
ある日、私達も家族でその話をしていました。
我が家では、長女が数年前に日本で熱中症にかかり、救急車を呼ぶ一歩手前までいきました。
幸い、私自身が脱水症状について詳しかったので(何度かそのために点滴を打つはめになった事が。。。)、身体を冷やしながらとにかくスプーンで水分を流し込み、飲めそうなときはストローで吸わせ。。と処置をしているうちに熱が下がって呼吸が楽になったので一安心した記憶は鮮明です。
実は今年も多分次女も軽く熱中症にかかったと思っています。(熱を出した理由はそれではないかと。水分はしっかり取っていたのでただの体調不良かはわからない)
熱中症と脱水症状、我が家ではほぼ同じものという感覚で話しています。熱中症は脱水症状も起こしていて、とにかく水分を取らせるという点で処置が一緒だからです。(熱中症の場合は「(太い血管が通る場所を)冷やす」も大事ですが)
あの時の経験からでしょうか。。。
次女、ずっと「脱水少女」だとおもっていたそうです。この数年間。
「お姉ちゃんが(脱水症状に)なって。。。そういう事(脱水少女)か、って思ったんだよ」
・・・たしかに。。。あの時の長女は脱水少女でした(爆)。
私は、次女が「う」なしで言っているのに気がついていませんでしたが、長女がずっと「おかしいな?なんか短い?」と思って聞いていたらしいです。そこで今回、初めて事実発覚!!
そこで私もさらに突っ込んでみました。「じゃあ、お母さんやお父さんがなっても脱水少女なの?」「ニュースでいってるおじいさんとかおばあちゃんとか?脱水ばあちゃんとか?笑」
「そこまでは気が付かなかったんだよぉ(苦笑)」
日本にいれば、耳で聞くだけでなく漢字で書かれているのを目にする事が多々あるはずなので、たとえ初めに知った時に間違えて覚えても人に指摘される前に気が付くものだと思いますが。。。
こんな勘違いをし続けてしまうのも海外に住んでいるからこそですよね。
次女には悪いけど一頻り楽しませてもらいました。
うん、確かにあの時のお姉ちゃんは脱水少女だった・・・(つぶやきagain)
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Gym?いいえ、事務 [日常用語]
今年の一時帰国では、現在高2の長女の2年後の大学進学を踏まえて二つほど公立大学を訪問してきました。
長女は将来の進路(職業)を決めているので、理系の夫の伝で知り合いの先生方に案内してもらう事に。
一つの大学では、その学部の説明と事務の人から帰国子女入試についての説明をしてもらい、もう一つの大学ではその学部(大学院)の教授の研究室を見せてもらう、という、見学内容は全く異なるものですが、長女の進学する分野の広がり具合、進路後の可能性を知る事が出来ました。
もちろん彼女はアメリカで生まれ育っていますので、アメリカの大学も視野に入れています。・・・というより、アメリカの大学に行くのが大前提で、「日本の大学に行く案(可能性)はどうだろう?」と日本の大学を今回視野に入れたのでした。
さて、その片方の大学での見学中の出来事。
お話をされていた先生が「さて、じゃあ、事務に行こうか。質問する事はある?」と長女に問いかけました。
長女は、なんだかもにゃもにゃとはっきりしない。。
もともと口数少ない人だし緊張でもしているのかと思い、折角のチャンスにはきはきしていないことを残念に思いながら(苦笑)、私も軽くフォローをいれたと思います。
長女にとってまだ先(高校卒業は2年後)の事で、具体的に質問など考えられないではあろうとはいえ、ちょっと本人の積極性にかける訪問ではなかったかと気にはなりましたが、親としては質問もできたし、まあ及第点かしらなんて思いつつその大学を後にしたのですが。
・・・後日、長女から突然の告白w。
「事務に行こうかって言われて、私、Gymって思っちゃったんだよ。で、なんでGym(体育館)に行くの?とうろたえちゃって、だから質問も考えていたんだけどちゃんと答えられなかったの」
笑。
確かにどっちも学校にもある施設だわね。Gymも事務室も。
そしてこれまで日本の小学校で「事務室」は、親の私には関係あったけど(給食費を払う)、子供達には縁のない場所だったわね。きっと言葉として刷り込まれていないのでしょう。そりゃあ、仕方ないわ。
それにしても、バイリンガルとしてほぼ完璧だと思っていた長女にもこんな初歩的な勘違いがあるんだなぁ、と面白く思ったのでした。
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正しい読み方は? [日常用語]
昨日、テレビの画面で?何かの会話の中で?「七日間」と言う言葉が出てきました。
それを次女が「ななにちかん」と読み、
長女が「しちにちかんだよ」と訂正し、
私が「なのかかんでしょ?」とさらに訂正しましたw。
次女はおしゃべりだからとっても口語的な読み方、長女は読書家らしい訂正。
個性が溢れています(笑)。
でもね、これは覚えておこうねw。
昔練習したんだけどな。
「ついたち、ふつか、みっか、よっか、いつか、むいか、なのか、ここのか、とおか」
(一日、二日、三日、四日、五日、六日、七日、八日、九日、十日)
そういえば、次女はかなり大きくなるまで(2年生?)八日(ようか)と二十日(はつか)を間違えていたな。
「はち」と「はつ」がごっちゃになったいたようです。今ではもう覚えたのかな?確認しなくちゃ。
これはもう、頭で覚えるのではなく、何度も指折りとなえて音、口、で覚えるのが良いような気がします。
数の認識が出来たころに「1こ、2こ」ではなく
「ひとぉつ、ふたぁつ・・・・」と、
「一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、九つ、十」
の数え方で覚えてしまうと、カレンダーの読み方に移行するのが楽ですね。
(確か小1の教科書に載っていたと思います。)
「ふたつ、だからふつか」「いつつ、だからいつか」だよって。
こういう、意識しないと気がつかないような日常使う言い方になじんでいると、日本人らしい日本語をしゃべれる、と言えるような気がしています。まあ、使えなくても全く問題はないんですけれどもね。
二人とも、もう普通に日本語でおしゃべりするので、私は最近すっかり日本語教育に意識を払わなくなっていますが、こうやって気がついたときには逐一直していくのはやめないでいこうと思っています。
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Screwed up! [日常用語]
毎年3月から4月にかけてとても忙しく過ごしています。
長女のバレーボールシーズンも大詰めを迎え大きな大会もありますし、町の州立大学では日本人学生主催の「日本祭」があり、町に住んでいる日本人もそれに参加協力をします。また、ダンスやピアノの発表会やら次女の誕生日やら、いつも行事が目白押し。同じ日にいくつかが重ならないことも当たり前。
そんな訳で、うっかり何かをすっぽかしたりしないように、緊張感溢れる日々を過ごすのですが・・・
そのイベントが一つ一つ終わっていくと、逆にほっとして反動のようにボケボケぬけぬけになってしまいます。お天道様に申し訳ないくらい、一日ぼぉ~~~っとして。
そんな自分の気を引き締めようとつぶやいたFacebookの投稿で
「Screwed up しなくちゃ!」
と書いたのですが。
これが大きな勘違い!と言うことを友達に指摘してもらいました(苦笑)。
私が、ネイティブとの会話の中で、この言葉を何度も聞いたのが
「ばたばたしていて慌てていて~」と言う会話の中。だもんで、すっかり
「だから、気を引き締めなくっちゃ!」
(Screw するのはネジだけど、私の中でのイメージは雑巾を絞り上げる感じで)と理解してしまっていたのです。が!
今回指摘を受けて調べてみたら。
>>アメリカ人は何か失敗してしまい、謝る時にこの「screw up」をよく使います。
>>I screwed up. I’m so sorry.
>>「I screwed up」は「私はとんでもない馬鹿なことをした」や
>>「私は大失敗した」の
>>ようなニュアンスで、「I’m sorry」と一緒に使われることが多くあります。
(By「Eigo with Luke」 :http://www.eigowithluke.com/2013/06/screw-up/ )
意味逆じゃん!!(爆)
ただでさえ、ぼけぼけなのに、Screw Up しちゃったら、もっと大変なことになるじゃんか!!(笑)
いやぁ、教えてもらってよかったです。
でも、間違えて恥ずかしいとか思わないで、
「あ、意味は逆に取り違えたけど、でも使うシチュエーションは正しかったのね!」なんて開き直って「わ~い」なんて喜んでしまうのは。。。おばさん化??(苦笑)
でもいいの。これで完璧に覚えたし今後は正しく使えるからね^^。
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Something [日常用語]
先日長女が、Somebody is taking me home. というのを直訳して
「誰かの車に乗っている。(家まで送ってくれている)」
と言って、意味はわかったけれど「誰かって誰!?」心の中で思わず突っ込んでしまったのですがw、
そして後日、長女いわく
「よく考えたら、英語でも『Some one is taking me home.』はおかしいわ。誰か知らない人の車に乗ったら危ないよ(笑)。」
だということになりましたが、
人ではなくモノ、Somethingは、物事の内容を特に特定しない場合によく使います。
単語の直訳で行くと、日本語とニュアンスが違うのですが、実は使えるようになるととっても便利です。
例えば人と会っているが、そのあと用事があるから出なければならない時。。。
日本語でなら「このあとちょっと用事があるので、失礼します。」ですよね。
昔、私はこの「用事」に当たる言葉がわからなくて、
「人と会う」「買い物に行かないと」「~~の為に。。。」など、ただでさえ拙い英語なのに、さらに言葉を多くして面倒にしていました。。。
Somethingっていえばいいと知ったのは何時だろう?
でも知ったところで使えるようになるまでも時間がかかりました。だって、Somethingって「何か」でしょう?自分は「何か」を知っているのに、知らないみたいに言うなんて変!
と言う思いがずっとあったからです。
でも。。。たぶん、誰かこちらの人が使っているのを聞いて、全然違和感なくて、なんだか目からうろこが落ちて「これでいいんだ!」と思ってから愛用しています。
つまり、自分にとって「何か」ではなく、相手にとって「何か」だということです。相手は「何か」の中身がなんだっていいわけです。と理解しました。
不思議なもので、英語(言葉)ってやっぱり生きているからかな?
ネイティブによって使われている場を体験することで、突然「!!!」と理解できること、結構あります。
そんなわけで、最近は何かの理由とか言い訳とかには、Somebody / Something 便利です。
「出かけようと思ったら電話がかかってきて。。。」相手は親でも友達でもセールスでも
=(When I was leaving home, ) Somebody called me.
いちいち日本から。。とかセールスが。。とか言わなくて良い。
家に早く帰りたい理由が、例え「見たいテレビがある」でも、
=I have something after this.
Something を使えるようになるまではもっともらしい小うそ?(笑)をどう言おうか、それともただ「何時にはここを出る」と理由もなしに言い切っちゃうか。。など心苦しくいろいろ悩んだものですが、いまはさらっと「じゃ!」と笑顔で立ち去れるようになりました。
(・・・↑ に書いたのは例えばのシチュエーションで、もちろん他の場面でも使えますし、私がいつも「早く立ち去る」事ばかり考えているわけでもありませんのであしからず。。^^。)
何かを説明したくて、でもうまく言葉が出てこないときもSomething を使って、相手に想像してもらいながら会話を続けることもできますね。
「ほら、あるでしょ?なんていうんだっけ?」
「umm..something that colorful, friuty....」(カラフルでフルーティな。。。なんだっけ?)
みたいな?(この英語、何のことを指しているのかは自分でも不明w)
相変わらず英語は全然しゃべれません=上達しませんが、ハッタリの利かせ方ばかり身につけています。(最近はそれでは追いつかなくなって困っているのですが/苦笑)
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