自治体によっていろいろ>>体験入学
うちの娘たちは小学校にあがってからは実家の近くの小学校に毎年夏2週間ほど体験入学をしていた、と書きました。<体験入学の効用>
このアイディア、誰から聞いたのだったかな?たぶんメリーランドに住んでいた時に、お子さんをお持ちのお母さんから<さらにお友達の話> とか、<そうするつもり>という形で聞いたんだと思います。
ああ、その時のお友達(その方の次女ちゃんが長女と同い年)が帰国された後に「長女の学年に毎年夏に体験入学しに来る子がいるよ~」といっているのも聞きましたね。「毎年」というのはこの時に得た気がします。
ところが、この「海外在住一時帰国者受け入れ態勢」は自治体によって、まちまちだそうです。
実家のある自治体は、そういう子供の数が多いのか、いちいち住民登録をしなくても、区役所に
1.パスポート(スタンプで入国確認)
2.居住地証明の書類(この子は滞在中この住所に住みます。という父の署名捺印。)
後もう一枚あったかなかったか?なくてもその場で書ける書類です。
これらを提出すれば、住所のある学区の小学校に普通の転校生扱いで事務的に通えます。教科書も配布されます。(でも教科書は終わり頃になって届くので余り意味がなくもったいない。が、先生によると業務システム上「要りません」というわけにはいかないらしい)もちろん、前もって通う学校には母から連絡を入れてもらっていますが。
ところが同じ東京でも隣の区では、そういうことは全くやっておらず「通いたい学校の校長先生と直接話をつけてください。」ということになっているとか。。
九州の友達はご実家が小学校の隣?にあり、またお父様が校長先生と親しいか何かで、最初から役所を通さず、とても簡単に通わせてもらったとか、やはり中国地方の友達も自分が通った学校に直接お願いしに行ったそうです。
うちの区のようにシステムが出来上がっていると、校長先生の一存で断られる心配がないので安心ですが、まず区役所に行かなくてはいけないのと、正式な転入生扱いですから、全校生徒が新学期に提出している書類(緊急連絡先とか健康状態とかいろいろ)を毎回書いて出さなくてはいけないので、それが面倒といえば面倒かもしれません。
一方、校長先生にお願いしなくてはならない場合、クラスが一杯、前例がない、子供の日本語能力、などを理由に断られる可能性も無きにしも非ず!?その代わりシステム化されていない分、いい校長先生であればいろいろ都合よく融通してもらえる利点もあります。
どちらが良いかは微妙ですね。
学校でお友達と話すことほど、楽しく日本語を身につける方法は他にないので、日程が許すのであれば一時帰国時には是非学校に通わせてあげることをお勧めします。
自分(親)が経験した日本の学校文化というのを知ってもらえると、親と子の共通の話題も増えますしね。
ちなみに、期間は2週間くらいがいいようです。
というのは2週間なら、「お客さん」扱いで少々「失敗」してもお友達も大目に見てくれるけれども、1ヶ月になるとより関係が近くなる分、喧嘩になったり、文化の違いなどから「生意気!」と思われたりするそうです。友達から聞いた話なので真偽のほどはわかりませんが、なるほどなぁ、とは思います。
実際、次女は担任の先生に「気が強いですね~!」「短期間だからいいけれど、ずっと一緒だったらぶつかることもあったかもしれない」と言われました。その先生は長女の担任もしてくださった方なので、二人の違いもまざまざと見たようですよ。
お立ち寄りありがとうございます。
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受入態勢、そんなにいろいろと違うんですね。以前から気になっていたことだったので、少しお話がきけてよかったです。今度実家に戻ったときにでも自治体としての受入態勢があるのかどうかだけでも確認してみたいと思います。
by Puffin (2013-03-22 00:28)
Puffinさん
返信が今頃になってすみません。慣れていなくてコメントを頂いているのにさっき気がついたのでした><。
是非、お子さんが就学年になる前に一度問い合わせてみてくださいね。
同じように区(自治体)で扱っているところでも、区によって手続きが違うらしいです。
by ぐんぐん (2013-10-23 12:25)