「を」
最近の日本語ストーリータイムは、人数が少なくなってしまい、2件でやっています。
私が小1小3の男の子兄弟の相手を、うちの次女は彼らのお母さんに見てもらって、それぞれ国語の勉強をしているのですが、
先日親も気が付いていないことを指摘されました。
うちの次女、「を」を「Wo」と発音しているよ。と。
その場にいた次女に言ってもらってみれば、確かに彼女の「を」にはwが結構はっきりと入ってる。ひゃぁ、全然気がついていませんでした。
それどころか「え?それのどこがおかしいの?」という印象すら持ってしまって。。。
考えてみれば、むしろ私が娘たちにひらがなを教えた時に「お」と「を」の違いをつけるために
「お」はO、「を」はWo で、教えたような気がwww。
それじゃあ、違和感ないはずだよね^^。
その場にいた長女も
「私もどっちかと言うとWoで発音しているかも。妹よりはっきりとは入れないけど」
と。
「お」と「を」の発音の違い。。
その友達は「全く一緒だよね」という。
言われて「あれ?そうだっけ?」と思い
実際自分が普段の会話の中でどうかと考えてみると、確かに「を」も「お」と全く同じに発音している。。。
じゃあ、教科書を読むときはどうだ?(授業中に立って読まされているのを想像してみる。。。)
うん、「を」も「お」だね。。。
・・・私、いつから「を」を Wo と意識する様になったんだろう ??
やっぱり、娘達に教える時だったかもしれない。
娘たちは「を」は「お」と違うことを用法だけでなく発音でも意識させられ、
さらに、パソコンで日本語を打つ時に「を」はWoと打つので、これまたその意識は強くなり、、、
特に、まめにおじいちゃんおばあちゃんにメールを打つ次女がはっきりと「を」を「Wo」というようになったのかも知れないね。
それにしても、かなり娘達の日本語/発音には意識をしていた私だけれども、この点については全く気がつかなかったわ。
友達はずっと気になっていたんだって(笑)。
そして、指摘された後も、すっかり忘れて気にしてなかった私でしたwww。
次女は今もきっとWoなんだろうな。
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「を」を「うぉ」と発音していたのは、今から数百年前になります。古典的発音なんだけれども、ローマ字的表記・入力の関係上、「wo」になっています。
「ゐ」「ゑ」はそれぞれ「い」「え」に吸収されて廃れてしまいましたが、なんで「を」だけ残ったかと言うと、指示代名詞の「~を」用に便利だったから。
と、いうことで、現代日本語の発音では「を=お」でかまわないのではないかと思います。
by imura (2014-01-23 16:25)