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日本文化の賜物でしょう [ニュースより]


読解力といえば国語力ですが、これはもう、日本文化の賜物としか言いようがないですね。

「空気を読む」なんて言葉、日本語にしかないと聞いたことがありますが、
(言葉そのものは割合最近出てきたものだけれども、古来から日本人が培ってきた能力ですよね。)

文字表現できる言葉どころか空気を「読解」するんですよ!?我々日本人は。

そんな文化を持つ国の母語、国語にしたって、(日本語は論理的文章に向かない、とも言われていますが )叙情的なものを、これほど美しく表現できる言語はないですし。(といっても比較できる言語を私は持ち合わせていませんがw。)

そもそも論理的な文章だろうが、叙情的な文章であろうが、日本の子供たちは、国語の授業では「行間を読む」訓練を散々させられていますもの(笑)。
解答する側にとっては文になっていない部分を解釈するなんて、いい迷惑wでしたけどね。

こんな形で評価されるなんて、嬉しいですねぇ。

日本語、誇りを持って学んでいきましょう。


ところで、

>「外国語を母語とする移民は現地出身の人よりも読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力の習熟度が大幅に低かった」

とありますが、そんなの当たり前でしょう?
失礼ね!(笑/なんか名指しされたような気がしてwww)

自分が、日本人としての読解力は持っているのに(国語、中でも読解力が一番強かった)、移民なので現地語の習熟度が大幅に低いのは事実ですw。私はいつもそのギャップに悩まされていますことよw。
(言いたいこと、感じ取ったことを表現できない!いつももどかしさを感じています。)

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ニュース本文:
【10月10日 AFP】日本の成人は、他の先進23か国・地域の成人よりもはるかに優れた読解力と数的思考力を持っているとの調査結果をまとめた報告書が、経済協力開発機構(OECD)により8日、発表された。OECDはこの結果について、欧州に対し警鐘を鳴らすものと述べている。

調査は、OECD加盟22か国・地域とロシア、キプロスに住む16~65歳の16万6000人を対象に実施された。中でも欧州各国の成績が悪く、欧州連合(EU)当局者らは、上位国との差を縮めるための迅速な行動を呼び掛けている。

■日本の中卒者の読解力は西伊の大卒者より上

読解力は1~5で評価された。簡単な文章の読解に困難があることを意味するレベル1以下の成人は、日本ではわずか4.9%だった。

最高レベルの5は、難解な文章からの情報を検索・処理し、証拠に基づいた議論を判断できる能力があることを指す。レベル4と5を合わせた人の割合は、日本とフィンランドではおよそ5人に1人に上ったが、スペインやイタリアでは20人に1人未満だった。OECD平均は15.5%だった。

また報告書によると、日本の25~34歳の中卒者は、スペインやイタリアの同年代の大卒者よりもはるかに高い読解力を持っていることが分かった。

数的思考力でも同様に、日本が他を圧倒した。基本的な和算に困難があることを指すレベル1以下は、日本ではわずか8.1%だったが、フランスでは28%、イタリアとスペインでは30%を上回った。

欧州委員会のアンドローラ・ワシリウ(Androulla Vassiliou)委員(教育・文化・多言語・青年担当)は、今回の調査で「生産年齢にある欧州市民のうち、5人に1人で読解力が低く、4人に1人で数的思考力が低いことが確認された。われわれの希望する雇用、生産性、イノベーション、競争力、社会参加のレベルを達成するためには、欧州はこの問題に迅速な対策をとらなければならない」と述べた。

また、ITを活用した問題解決能力では、スウェーデンが1位で、フィンランドと日本が続いた。

■読解力と雇用に関連性

報告書によると、読解力の高い人は低い人と比べて賃金が60%高かった。また失業率は読解力の低い人ほど高く、レベル4または5の人が4%だったのに対し、レベル1以下の人は7%だった。また読解力の低い人は健康面で劣り、市民参加が少なかった。

さらに報告書は、「外国語を母語とする移民は現地出身の人よりも読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力の習熟度が大幅に低かった」と述べている。(c)AFP/Charlotte HILL


「大学受験資格にTOEFL」クレイジーにもほどがある! [ニュースより]

「大学受験資格にTOEFL 国内全大学対象 自民教育再生本部、1次報告へ」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130321/edc13032101310000-n1.htm

自民党の教育再生実行本部(遠藤利明本部長)が国内全ての大学の入学試験を受ける基準として、英語運用能力テスト「TOEFL(トーフル)」を活用する方針を固めたことが20日、分かった。月内にまとめる第1次報告に明記し、夏の参院選の政権公約に盛り込む。
(中略)
対象は、全ての国公立大学と私立大学。大学の学部ごとに点数基準を定め、クリアした者に受験を認める。
(中略)
TOEFLは英語圏の大半の大学で留学志願者の英語能力証明として使われており、留学の活発化を通じて国際社会に通用する人材を育成する狙いがある。
(中略)
実行本部では、英語で意思疎通できない日本人が多いことを問題視する議論が出ている。

・・・・・・

とあるけれども。。

英語ができればコミュニケーションが取れるのかしら?
今現在ただでさえ若者の国語力が落ちているといわれているのに。母国語がままならない人間が外国語で出来る?

コミュニケーション能力を高めたいなら、英語よりも日本語を強化すべき!だと思います。

母国語での思考能力が備わっていれば、留学したい人は大学卒業後の英語勉強で何とかなるはずです。(と、アメリカ在住者としての実感。自分はできていないけどw)
また、大学で留学したい人は、それは個人で受ければいい話。

私が思うに、英語でコミュニケーション取れないのは「何を話していいのかわからない」だけであって、本当に「話をしたい」「伝えたい」と思っていれば自ずから知っている英語でコミュニケーションをとることはできるし、そこでもどかしい思いをすれば自分で勉強する。その人の気持ちの問題だけだと思う。
ああ、あと「正しい英語を話そうとするから何も出て来ない」プライドが高いだけとか。
私の場合は「何言っているのかわからないわ!フン」みたいな態度を取られるのが悲しくて心が縮んでしゃべらない、というのもある。これも気持ちの問題。

 実際TOEFLの上級者は英語を流暢にしゃべれるのだろうか?
(なんて書いてみたが、自分は受けたことがないのでわからないww書く資格なしでした。知っている人教えてくださいwww)

TOEFL受けなくても、うちの夫のようにアメリカの大学で研究者としてやっていける人もいる。(彼はラジオ英会話だけでアメリカに渡ったのでたぶん素質はあったんでしょう。でも渡米直後は相当周りの人に迷惑かけていたみたいだけどw)



私自身は、高校、大学、社会人の頃、英語は苦手だったし日本語、日本文化が好きだったので(英語の本を読むよりも、古文を原文で読めるほうがかっこいいと思っていた。)、留学なんて頼まれてもしない!と言い切っていた。

そんな私が、結婚してアメリカで暮らすことになって。。。まあ、それなりに勉強してきたりしているのだけれども、全く上達しない。もちろんしているけれども「大人」の英語のレベルではない。それは「聞き取れない」から。

自分がしゃべる分には頑張って単語を覚えればいいだけなんだけれども、(文法は学校で習っているから、大まかにそこに当てはめればよい。多少間違っていても通じるもの。)、相手が何を言っているかわからなければ、返事を返すことすらできない。

そして聴力は、子供の頃にこそ備わり/鍛わり易いもの。

私は大学でTOEFLを受験資格にするよりも、そのことで高校の授業内容変えたり高校教師のレベルアップを図るよりも、小学校でネイティブの人に毎週何回か、絵本の読み聞かせでもしてもらった方が(週1回x6年間として相当の生の英語を聞けるよね?)、余程大人になってから英語力を伸ばす基礎ができると思うわ。英語で読む前にストーリーのあらすじを日本語で聞かせておけば、「ああ、こういうこと言っているんだな」って推測もできて楽しいと思う。

聞き取れれば、その会話に自分も入って何かしら言えるよね?自分の興味のある分野の単語をある程度持っていれば、全く問題なくコミュニケーションは取れると思う。そしてそれはTOEFLでなくても得られると思う。

昔「本当に英語が必要なのは理系なんだ。なぜなら英語で論文書かなくてはいけないから。」と聞いた。
実際研究者の夫を持ってつくづくそれは事実だと思う。
でも、彼の使っている英語はたぶんTOEFL受けても出て来ない。専門用語が一杯だから。

全部の大学の受験資格にTOEFLの点数を入れるということは、そういう今後専門分野に行く人にも「余計な(?)」労力を貸すことにならない?必要のない英語力を見につけるために、実験したり思考したりする時間が費やされるのは本末転倒だと思う。


また、海外に行って戸惑うことの一つに「自分自身が日本のことをあまりにも知らなさ過ぎる」ということがある。外国人が興味を示す日本文化について語れない。英語力の所為ではなく。無知の所為で。
語るべき中身がないのに、英語力だけあっても意味はない。


言葉って、生き物だから、そしてコミュニケーションツールだから使わなくては意味がない。もちろん今使う予定がなくても将来使いたいと思えば習得すればよいし、将来使う予定がなくても本人が「好きで」学ぶ分には全く問題はない。
でも、大学を受ける人全員に強要することではないと思う。

大学受ける全員に強要する前に、外交に携わる公務員政治家全員に、英語力を課してください。と思いますョ。外交のニュースなどで「テレビの前の人のための日本語への通訳」が必要なレベルでお願いしますwww。

 「英語圏では黙っていることは美徳ではない。むしろ沈黙は「そこにいない人」と見なされる。」とか、TOEFLではなく、もっと別のことを強化したほうが絶対いいと思うんだけど。

日本の知識人?はなんでこう、「英語」「英語」言うのか全然わからないわ。
日本語の方がよっぽど美しくて特異で、誇れるものなのに。
日本は立派に先進国の仲間入りを果たしているのに、未だに「脱亜入欧」「欧化主義」?

私は英語学習に否定的な立場では全くありません。今現在自分だって苦労しているもの。
でも国際人を育てたいが為の、このようなアイディアは間違っていると思っているだけです。
英語ぺらぺらでも中身のないアメリカ人は一杯います。日本人は日本人の特質を生かせる英語力を見につければいいと思う。。

全く。。。熱く語ってしまいました(苦笑)。

というのは。。。私自身が個人的に「国語と社会で点を稼いでいた英語苦手な私は、そんなことされたらどの大学もいけなくなっちゃうじゃん!!」 なんて思うからでした^^;良かった。卒業しててwww

同じ記事に対してこんな投稿もあるので紹介します。私とは違った観点から言及されています。

「三橋貴明の「新」日本経済新聞」
【施 光恒】TOEFLもマスト?
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/04/19/se-11/


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「英語で授業」基本!? [ニュースより]

今日、こんなニュースを見かけました。
【教科書検定:「英語で授業」基本に 現場に戸惑い】毎日新聞 2013年03月26日 

*文部科学省は、今春から完全実施される高校の新学習指導要領に「英語の授業は英語で行うことを基本とする」という新ルールを盛り込んだ。

*スピーチやディベートなど「コミュニケーション重視」を前面に出し、日本語の記述を減らしている。
 

今回の検定で合格した教科書は、文章を速く読んで大意をつかませ、理解度を穴埋め問題などでチェックするスタイルが目立つ。さらに、そのテーマで生徒にスピーチやディスカッションをさせるが、文中の文法事項は、それらの合間に挟み込む形で付随的に学ばせるものが多い。

と書いてある。これってどうなんでしょうね。

確かに日本人は、ほとんどの人が中高と最低6年間は英語を学んでいるにも拘らず、いざ使えるかというと、聞き取れない。話せない。英語の授業のあり方に問題があるといえば言えるかもしれない。

でもだからって、ただでさえ身についていない英語で授業をして、それが大人になってから「使える英語」として残るのかな?
文法も付随的に説明するとあるけれども、英語を母国語としない国の教科書にでてくるレベルで、大人が使える高度な文法を学べるの?

コミュニケーション術というけれど、確かにサバイバル英語には文法はほぼ必要ない。必要な単語を並べれば何とか通じる。でもそれは、あくまで一時的なサバイバル英語であって、今までの英語学習でもみな必要に迫られれば出来ている。(できないとすれば恥ずかしい、勇気がない、など心理的なものによると思う。)

でも、それは文部科学省が求めている「英語」とはいえないと思うんだよね。


そもそも文法が身に付いていない状態で、スピーチやディベートなんてできるわけがない
正しい言い回しかどうか自信なくてディベートで相手を負かせられる!?それとも、スピーチの為の英文法は自力で獲得しろと?
(↑と書いたけれども、熱意があったら勝てるかも!?と思ったり。う~ん、でも、やっぱり自分の意図するところを正確に伝えるには文法必要だよね?)

 

私は勉強は出来なくなかったけれど、英語は苦手だった。特に単語や熟語が覚えられなくてね。
アメリカに来てそれこそサバイバル英語から始まって、中1レベルの英語(簡単な文章)になり、過去形を使えるようになり。。。長く住むにつれ話す内容が複雑化し、それを表現する為にはやはり文法が必要になった。

すっかり忘れてはいたけれども、昔習っていたからこそ、自分が使いたい文脈ではどの文法を使えばよいかはわかる。だから、確認作業は楽だった。(とはいえ今もまだ使えるようになりたいと思いつつできてませんが><。せめて英文メールを書く時には時間かけて脳みそフル活用しています。)

それも過去に一度学んでいるからできることです。(特に怠惰な私には。勤勉な人なら一人でぐんぐん学んで身に付けていけるでしょうけれども。)

 そんな自分の経験を踏まえても、文法やWriting や Reading をないがしろにすべきではないと思うのだけど。

海外にいてよく言われるのは「日本人の英文は素晴らしい!」(でもしゃべれない。/苦笑)。
コミュニケーション術、その「素晴らしい」と思われているものを失ってまで得る物ではないのではないかな~。

コミュニケーション術は是非国語の時間にやったらいいのですよ。母国語で鍛えて発言することに自信を持てれば、日本語だろうが英語だろうがコミュニケートできるようになるんです。

英会話は度胸(日本人にとって)。そしておしゃべり好きが早く上達する!(何国出身でも!)
(ちょっとタイトルとテーマがずれてきた?)

そうそう、会話はサバイバルでもOKだけども、文法習ってないと英文は全く読めなくなりますね。そんなんで文科省が望む国際人が育つんでしょうかねぇ?
(なんだかちょっとやさぐれてきたな。書いているうちに自分、黒くなってきちゃった。。。ごめんなさい。)

 

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「No. I don't.」 [ニュースより]

日本の朝のニュースで、IT機器を授業に積極的に取り入れている中学の様子をやっていた。
 
英語の授業で、iPadで生徒の動画を撮り、それを見ながら会話の練習(生徒同士で質問して答える)をしているんだけど。。。
(英語は学科ですが言葉なので身近なことを話すのが最も身に付くから良いアイディア!)
 
女の子がクラスの男の子に 
「Do you play basketball very well?」と質問し、男の子が
「No, I don't. I don't play basketball very well. 」と答えている。。。

・・・とっても日本人的な答え。ここで「Yes, I do.」なんて答えたら(バスケ部のスターでない限り)「何だこいつ!?」と思われてしまうのはすごくよくわかるし、日本にいたらたぶん自分もそう答えるだろうけれど。。。

アメリカで暮らしていると、とっても違和感があるのよね~www。

アメリカでは自分の意思を伝える為の否定文は良く使うけれど、謙遜の意味での否定は基本的にしないから。。

I don't play very well. というと
 「上手じゃありません」ではなく「下手です!」って力強く宣言しているみたいに感じてしまうのよね。
 
 
まあ、まず英語を習い始めの中学生だから、そういう文化的なものはさておき、とにかく口に出してしゃべってみる、というのが大事なんだろうけれど。。。

でも英語では何でもポジティブに答えよう!というスローガンを掲げて、
 
(例えうそでもw)「Yes, I do. I play ~~ very well!!」って言うルールにしたら、もっと楽しくならないかな?逆に心苦しくて言えなくなっちゃうかな?

こっちの人(カリフォルニアの人でしたが)って、胸を張って「I know some Japanese!」って、何を言うかと思ったら「マクドナルド!」って言うからね。英語の McDonald’s ではなく、カタカナ式にマクドナルド。。。
確かに発音的には日本語ですがwww。これって日本語?(苦笑)
これぐらいのつもりで日本人も英語に気楽に取り組んだらいいんだろうけどね~。

(という私も英語の場では Quiet な人となっております^^;) 
 
 
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地球温暖化。アメリカにできること。 [ニュースより]



本来のテーマから離れますが、全く関係ないことでもないので一言。。。

本当に、以前から気になっていたアメリカの学校の「夏はクーラーで寒く、冬は重ね着していると汗ばむ」ような温度設定をやめればいいのに。と思います。
あと夏場のスーパーの温度設定も。うっかりサンダル履きで買い物に行くと冷蔵品の前では足が凍えます。

アメリカ全土の学校とスーパーでそれぞれ設定温度を1℃か2℃、上げたり下げたりするだけで大分いいと思うのですが。。銃規制より簡単なのでは?

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