語呂合わせ [文化と言葉]
これはあんまりバイリンガルとは関係ないかもしれませんが。。。
日本ではいろいろ覚えるのに語呂合わせを使いますよね。
実はこの方法、私にはあんまり向きません。。というのは、
語呂をあわせるために、わざわざ多くの文字数を覚えるのは「無駄」に思えてしまうのです。。。
「ええ姫が待つ山」なんて覚えるより「愛媛 松山」で覚えた方が短くてシンプルでいいじゃん!!
と思っちゃうのです。
だから歴史の年号も覚えたのは二つだけ。
「いい国(1192)作ろう頼朝さん」(1192年源頼朝が鎌倉幕府を開府)と、
「なっとう」(七・唐)(中国の唐の国は7世紀ごろ)
だけです。「なっとう」はあまりの短さに(内容も正確でないので余り意味が無い)ウケてしまって、その瞬間にインプットされました。
ところが。。。次女がその語呂あわせを使ってしっかり県庁所在地を覚えていることが発覚!
私にとってはまさにカルチャーショックでした。
夏の間一時帰国していたせいもあって、最近「OO県の県庁所在地は?」(或いはその逆)という会話がよくあるのですが。。。
すごい!語呂あわせを覚えていると、その聞いた県(県庁所在地)の名前が入っているフレーズを脳みその中から探し出し。。
「あらま~、つえがしましまね!・・・松江!!」(島根県-松江)
と答えてくれる。
他にも「どんなのがある?」と聞けばすらすらと
「ひがしが大津です♪」(滋賀-大津)
「いいバラの木みとれるわ~♪」(茨城-水戸)
「拍手やまなし、こうふくだ♪」(山梨-甲府)
「岩手のもりもりおかあさん♪」(岩手-盛岡)
「あとね~。。。」「もういいよ^^;。」
という感じに答えてくれます。(これがまたかわいいw)
語呂合わせって、こういう感じに使うのか~。なるほどこれは楽しい。
私があんまり喜ぶものだから、次女もいくつか抜けていたのもほとんど覚えてしまったようです。
この語呂合わせ、日本語(ひらがな)が表音文字だから可能なんですよね。
フレーズにしてしまうと意味の違う言葉になっても、ひらがなに紐解けば、知りたい言葉が隠されている。。。
自分自身はこの効能を実感しないまま大人になってしまいましたが、改めて日本語のよさを知った出来事でした。
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